コストコのロティサリーチキンはコスパ最高!温め方&アレンジレシピを紹介
丸鶏1羽の炙り焼きなのに、とってもお得なコストコの「ロティサリーチキン」。月1ペースでコストコに通うというコストコ通の香村さんも「デリの中でコスパは最高!」と大絶賛。上手なカットの仕方や温め方、アレンジメニューなどを詳しく教えていただきました。
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鶏を1羽丸ごと焼いた「ロティサリーチキン」
ロティサリーとは、フランス語で「回転式串焼き器」という意味です。つまり、ロティサリーチキンは鶏肉に串を差し、回転式のロースターで表面全体を炙り、皮はパリッと、中はジューシーに焼き上げた鶏肉料理です。
コストコのロティサリーチキンは丸鶏を使った見た目にも豪華なホットデリ。
重量は正確には一つひとつ異なりますが、1.5kg以上はあります。このボリュームで、なんと約700円!
「デリの中で、ロティサリーチキンはコスパが最高。間違いなくお買い得。コストコに行くたびにこれは必ず買うんです」と話すのは、ライフオーガナイザーの香村さん。実は香村さんは、コストコに毎月通うコストコ通。
「コストコに限らずですが、生鮮に比べてお惣菜はどうしても割高。しかもコストコサイズになると、気になるものをあれこれ買うとあっという間に支払額が3万、4万となることも。そんななかで、鶏1羽が700円ほどで買えるなんて、絶対お得です!(香村さん)」
ロティサリーチキンの上手な解体方法
コスパ最高で美味しいと評判のロティサリーチキンですが、ひとつ難点が。それは切り分けるのが難しいこと。
そこで、何度もロティサリーチキンを買っている香村さんに、簡単かつ食べやすく解体する方法
をお聞きしました!
手順1:まずは真上から包丁で切る
「私の切り方はすごくシンプルなんです」と前置きして、香村さんが教えてくれたのは、まず真上から包丁を入れて2つに分ける方法です。
「真ん中に肋骨があるので、そこまで包丁を入れます。骨とくっついている部分はそぐようにして、2つに切り分けます」(香村さん)
また、ロティサリーチキンを切り分けるときにはできるだけ大きめのナイフがおすすめと、香村さん。「私がよく使っているのは『せせらぎ』というパン切ナイフ。食パンもハード系のパンも切りやすくて、ローストビーフもキレイに切れる万能ナイフなんです。ロティサリーチキンは大きいので、食事用のナイフではなく、刃渡りのあるしっかりとしたもので切る方がいいですね」と上手に切るコツを教えていただきました。
>> パン切りナイフの最上級モデル「せせらぎ」がスゴイ!
手順2:次にもも肉を切り外す
2つに分けた肉から、次はもも肉を外します。
「パッと見て胴体と足(もも肉)の付け根はわかると思います。そこに包丁を入れて身を切って、骨に当たったら手で回転させて足を外してください」と香村さん。
香村さん流の解体手順はこれだけ。とっても簡単です。手羽先はむね肉に付いたままですが、お好みで外してももちろんOK。外す場合は、もも肉と同じく付け根に包丁を入れて、骨に当たったらあとは手で外してください。
ここで注意したいのが、むね肉を外した大きな骨。「実はこの骨からも美味しいスープが取れるんです!なのでここで捨てたりしないでくださいね」と香村さん。スープの取り方は後半でご紹介します。
ロティサリーチキンの日持ちは?
ロティサリーチキンの消費期限は、パッケージには調理の翌日までと記載されています。買ってきたその日に食べないのであれば、翌日までならパッケージごと冷蔵庫に入れて保管してください。
香村さんのお宅では「買ってきたその日は一番美味しいもも肉を食べて、2日目にむね肉を、3日目は鶏ガラスープを取っていただく」というのがいつもの食べ方だそう。
食べ切れなかったロティサリーチキンはどうする?
大きなロティサリーチキン。食べ始めてみたけど、全部食べ切れなかった、という場合もあると思います。
残った分は、しっかりラップで包んで冷蔵庫に入れておきましょう。もし買ってきた翌日に食べないのなら、冷凍保存する方が良さそう。冷凍する場合も、空気に触れないようしっかりラップに包んで、さらにジッパー付きナイロンバッグに入れておくと霜が付きにくくて安心です。
温め直しは電子レンジでOK
買ってきたその日に温め直すなら、パッケージのフタをとって、丸のまま電子レンジ500wで8分温めてください。
分解したもも肉やむね肉を温める場合は、ラップに包んだ状態で適宜時間を見ながら電子レンジで温めてください。
パサつきやすいむね肉はこうして食べる!
香村さん流の食べ方は2日目にむね肉をいただきます。「冷蔵保存したり、温め直すと、どうしても作り立てのジューシー感は失われます。なので、わが家ではサラダにアレンジしていただくことが多いですね」と香村さん。おすすめの食べ方を2つ教えていただきました。
メキシカンサラダラップ
香村さんのおすすめアレンジメニューの1つ目は「メキシカンサラダラップ」。「むね肉をきれいに骨から外せて大きな身が残っている時は、野菜と一緒にトルティーヤで包んでメキシカンサラダラップのようにして食べるんですよ」(香村さん)
コストコのお惣菜にメキシカンサラダラップがあり、それをヒントに作ってみたそう。ドレッシングはお好みでOK。野菜も一緒に取れてバランスのいい軽食に。休日のランチにもぴったりですね!
バンバンジー風サラダ
2つ目のメニューは「バンバンジー風サラダ」。小さなむね肉が多い時は、それを食べやすく手で裂いて、せん切りのきゅうりと和えてバンバンジー風に。「最初にカットする時に小さく切ってしまってから、冷蔵してもいいかもしれませんね」と香村さん。
赤・黄パプリカの細切りやミニトマトを添えると、彩りもアップして見た目が華やかになりそうです。
ロティサリーチキンは捨てるところなし!鶏ガラスープの取り方
さて、いよいよ鶏ガラスープの取り方についてです!
香村さんがスープを取る時は、圧力鍋を使うそう。「鶏ガラ、水、塩、ネギ、しょうがを加えて、沸騰してから圧力をかけて15分ほど。白濁した、いいスープが取れますよ」と香村さん。
お気に入りの食べ方は、もち麦麺と合わせて自家製鶏だし麺としていただくことだと教えていただきました。
中華麺を入れても美味しそうですね!
ホームパーティーにもピッタリ!コストコのロティサリーチキン
香村さん曰く、「最後まで無駄なく食べつくせるロティサリーチキンは、とにかくコストコのお惣菜の中でも一番コスパがいい!」とのこと。
お誕生日などの家族のお祝いごとや気の合う仲間と集まった時のホームパーティーなどに、メインディッシュとしてロティサリーチキンがあるとテーブルが華やぎますよね。クリスマスにもぴったりです。
「でも、クリスマスのシーズンはロティサリーチキンがいつも以上に人気。整理券も配られるほど。買う時は順番待ちの覚悟が必要だと思いますよ」と貴重なアドバイスもいただきました。
ロティサリーチキンがあるのはホットデリのコーナーです。コストコに行った際にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
コストコ|ロティサリーチキン
原材料:鶏肉、調味料、香料など
保存:4度以下
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