たった6本で10年もった!コスパ◎な充電式乾電池「エネループ」
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共に平成を歩んできたアイテムとして川崎さんが紹介してくれたのは、充電式電池「エネループ」。たった6本の電池で10年間やりくりができたというほど、そのコスパの良さが魅力なんだとか。
イチオシスト:川崎 さちえ
フリマの達人。家計を支えるおトク情報全般に詳しくテレビ出演や著書多数。「できるfit 節約の達人川崎さちえのポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術」(インプレス刊)ほか発売中。ブログは「川崎さちえのごちゃまぜ日記」。
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ブランド移行前の商品が「長持ちの歴史」を感じさせてくれる
デスクワークが中心の私の場合、パソコンのキーボード、マウスの電池は欠かすことができない重要なアイテムです。それらに使う電池は100均でも売っているくらいなので、手軽に買うことができるのですが、私が長年使っているのは充電式の電池「エネループ」です。もう10年くらいは使っているので、平成の3分の1の期間、陰で私を支えてくれた良き相棒です。
エネループは三洋電機が開発したのですが、その後パナソニックのグループ編成によって2013年にブランド移行がありました。そのため今はPanasonicの文字が書かれています。でも、私が今も愛用している電池には「eneloop」と大きく表記されていることからも、その歴史を感じます。
コスパは使い捨て電池に勝る
パナソニックのホームページによると、エネループは約2100回繰り返して使えます。10年使っているといっても、毎日充電をするわけではなくて、おそらく月に3回程度。年間で40回充電をするとして10年で400回なので、5分の1にも満たないことになります。もちろん、長年使うと劣化もあるのでしょうけれど、少なくともあと10年〜20年は使えるのでは?と思ってしまいます。使い捨ての電池を買うよりもお財布に優しく、コスパがいいのは言うまでもありません。「電池買わなきゃ!」がなくなる
エネループを使っていて感じるのは、「電池を買わなきゃ!」という、タスクが減るということです。エネループにするまでは、よく電池がなくなったときに、「電池を買う」ということを買い物に行く際などに忘れないように気をつけていました。でも、食料品のように週に何回も買うようなものではないので、「しまった!買い忘れた」ということが何度もありました。そのせいか、買い物に行ったときに電池を見ると「あれ?家にあったかな?でも念のために買っておこう」となってしまうことさえありました。それで家に戻ってみると、予備の電池がたくさん……。
私は今6本のエネループを使いまわしていますが、キーボードとマウスでそれぞれ2本使い、予備の2本はいつでも使えるように充電済みにしてあります。充電がなくなれば交換をすればいいだけなので、電池を買う必要もなければ、買い忘れることも、買い過ぎることもなくなってきたのです。

「電池捨て忘れた!」もなくなる
さらにもうひとつ解放されるものがあります。「捨て忘れ」です。私が住んでいる地域では、使い終わった電池の回収は月に2回。しかも、缶などとは別の袋に入れて出します。使用済みの電池は意外と置き場に困ったり、しっかり区分けしてないと、まだ使えるのかあとあと分からなくなったりすることもありますよね。でもエネループであれば、使用済みになるということがそもそも少なくなるので、そういったことも減るわけです。ストレスから解放してくれるエコアイテム
エネループは短期間で使うものではなく、長期的な使用を目的として使うものだと私は思っています。使う対象が変わったとしても、入れ替えるだけで再び使うことができるのがエネループの強みなので、エコな方やコスパ重視の方、今の使い捨て電池にストレスを感じる方にはぜひ使って欲しいイチオシアイテムです。DATA
パナソニック┃エネループ 充電器セット 単3形充電池 4本付き スタンダードモデル
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