太りにくい「豆乳マヨネーズ」に注目!栄養や美味しい市販品のおすすめ

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オトナ世代になると、ダイエットや健康のためにマヨネーズを控える人も多いのでは? 管理栄養士の松田さんによると、「卵の代わりに豆乳を使った豆乳マヨネーズなら、気負わず食べられますよ」とのこと。その理由とイチオシの商品を教えていただきました。

イチオシスト:松田 真紀
管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。株式会社バードワークス代表取締役。自ら18才から15年以上20kgの体重増減、摂食障害に。苦しいダイエット生活の末辿り着いた「仲間との楽しいお酒と食事」が「無理しない、簡単なダイエット法」として好評を博し、300以上の施設団体など多方面で活躍中。著書『居酒屋ダイエット』も好評発売中。

※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

 
マヨネーズは太る? ダイエット中に選びたい豆乳マヨのイチオシは?

マヨネーズは太る? ダイエット中に選びたい豆乳マヨのイチオシは?


みんな大好きマヨネーズ! 卵が主原料で糖質が比較的低く、コクがでる便利な調味料です。一方、動物性脂肪が高く、高カロリーなため「太るかも」と敬遠している方も多いはず。

ではマヨネーズは太るのか? と聞かれれば、確かに、動物性脂肪の取りすぎはアラフォーを過ぎると腸内劣化を進める原因になります。腸内の劣化は、体の代謝を落として老化を促進してしまうだけでなく、肥満ホルモンの分泌を促進し、太りやすくなるんです。

最近、健康志向に加え、サスティナビリティの観点からも「植物性ブーム」。ヴィーガンでなくても肉食が多いひとほど取り入れたい、体にやさしい軽さが魅力です。

そして、改めて注目されているのが、卵のかわりに豆乳を使った「豆乳マヨネーズ」。今回は、豆乳マヨネーズの魅力とイチオシの商品をご紹介します。

 

カロリーオフやコレステロールゼロと違う点は?

これまでにも、カロリーオフやコレステロールゼロのマヨネーズはたくさん存在しました。これらは、エネルギーや脂質、コレステロールを「減らす」ことで太りにくくする、という考え方のもと作られた商品です。

豆乳マヨネーズは結果的にコレステロールもゼロですが、最も大きな違いは、原料の豆乳を摂り入れることで、大豆たんぱく質も大豆イソフラボンもチャージできる!という点がスゴイ!

大豆に含まれるダイエットに重要な大豆たんぱく質や、女性ホルモンと同じ働きをしてくれる抗酸化作用のある大豆イソフラボン、肥満予防に働くレシチン、腸内環境を整える大豆オリゴ糖といった栄養成分の働きが、体内のコレステロールを抑制して体全体の代謝を促進し、ダイエットに結び付くという優れものです。
 

「大豆くさくない」から豆乳が苦手な人もOK

「豆乳は健康にいいとわかっていてもどうも苦手……」という方も多いはず。

豆乳マヨネーズのいいところは、隠し味に味噌やリンゴ酢を加えているため、ほんのり甘くまろやかなところです。豆乳臭さが消えているので、抵抗なく食べられるかもしれません。

豆乳マヨサラダや豆乳マヨトースト、チキンの豆乳マヨ焼きなど、いつものマヨメニューを楽しみつつ、食べたあとも体が軽くていいことずくめ! 

太るかも……と避けてきたマヨネーズでダイエット食材の豆乳がチャージできるのはうれしいですよね。大手食品メーカーからも登場していますが、今回は、個人的にもお気に入りの豆乳マヨネーズを厳選して紹介します。

 

チャヤ マクロビオティクス「豆乳マヨ」

チャヤ マクロビオティクス「豆乳マヨ」(出典:Amazon)

チャヤ マクロビオティクス「豆乳マヨ」(出典:Amazon)


北海道産大豆を100%使用し、秩父山系伏流水の井戸水で作った豆乳を使用。そのほかにも、国産りんご果汁のみを使用した純りんご酢、伊豆大島の海水の伝統海塩など国産有機・特別栽培の原料を用いた、チャヤマクロビオティクスらしいこだわりが詰まっています。
 
DATA
チャヤ マクロビオティクス┃豆乳マヨ

内容量:200g
原材料:菜種油、豆乳、りんご酢、スイートコーンパウダー、食塩、マスタード、酵母エキス
※コレステロールゼロ、砂糖不使用、添加物不使用。国産大豆の豆乳、(北海道産大豆100%使用)、圧搾法の菜種油、国産りんご果汁のりんご酢,海水100%塩使用。

 

オーサワジャパン「オーサワの豆乳マヨ」

オーサワジャパン「オーサワの豆乳マヨ」(出典:Amazon)

オーサワジャパン「オーサワの豆乳マヨ」(出典:Amazon)

隠し味に白味噌を使うことでまろやかさとコクがアップ。マヨーネーズらしい卵色にこだわっているだけあって、マヨトーストやグラタンなどに使うと食欲をそそる黄色に仕上がります。いわれなければ豆乳マヨだと分からないかも!
 
DATA
オーサワジャパン┃オーサワの豆乳マヨ

内容量:300g
原材料:菜種油、豆乳、りんご酢、有機白味噌、食塩(海の精)、メープルシュガー、マスタード、白こしょう
※国内産大豆使用、圧搾法菜種油使用、化学調味料不使用、コレステロールゼロ

 

喜多屋「ほぼマヨ (柚子胡椒入)」

喜多屋「ほぼマヨ (柚子胡椒入)」(出典:Amazon)

喜多屋「ほぼマヨ (柚子胡椒入)」(出典:Amazon)

豆乳と味噌で作った喜多屋の「ほぼマヨ」も人気です。大分県の“VEGEE"菜食ライフを提案する喜多屋から、地元・大分県産の柚子胡椒がぴりっときいた和風の豆乳マヨ。野菜や焼き鳥にもよくあいます。化学調味料不使用・有機豆乳、無添加味噌で作られている点も◎。
 
DATA
喜多屋┃ほぼマヨ (柚子胡椒入)

内容量:200g
原材料:菜種油、豆乳(大豆を含む)、味噌、リンゴ酢、柚子胡椒、甜菜糖、胡椒、食塩
※動物性素材不使用、化学調味料不使用、有機豆乳、無添加味噌使用

ダイエット中は諦めることが多いマヨメニューも、豆乳マヨネーズに置き換えることで気負わず楽しめるようになります。「マヨネーズは重いから苦手」という人も、豆乳マヨならおいしく食べられるかもしれません。普段の生活に豆乳マヨを取り入れてみてくださいね!

 

豆乳マヨネーズのカロリーは? 全卵型マヨネーズと比較

編集部調べで、豆乳マヨネーズのエネルギー(カロリー)やその他栄養成分を比較します。

■チャヤ マクロビオティクス「豆乳マヨ」の栄養成分表示
・1食分(15g)あたり/エネルギー(カロリー) 78kcal。
・たんぱく質 0.3g、脂質 8.4g、炭水化物 0.3g、ナトリウム 86mg、シヨ糖 0.2g、コレステロール 0mg

■一般的な全卵型マヨネーズのの栄養成分
・1食分(15g)あたり/エネルギー(カロリー)は15gで105kcal。
・たんぱく質 0.225g、脂質 11.3g、炭水化物 0.675g、ナトリウム 103.5mg ほか
※12g(大さじ1)を1.25倍にして計算。

豆乳マヨネーズのほうが、1食分(15g)あたりのたんぱく質が多く、脂質・炭水化物・ナトリウムなどが少ないことが分かります。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。 実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。 また、全ての方への有効性を保証するものではありません。