ついに!メルカリの売上金が色んなお店で使える
掲載日:
メルカリでの売上金が「メルペイ」という決済サービスによってメルカリ外でも使えるようになりました。どれだけ便利なのか。フリマアプリガイドの川崎さんが教えてくれました。
イチオシスト:川崎 さちえ
フリマの達人。家計を支えるおトク情報全般に詳しくテレビ出演や著書多数。「できるfit 節約の達人川崎さちえのポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術」(インプレス刊)ほか発売中。ブログは「川崎さちえのごちゃまぜ日記」。
目次
メルカリの売上金どうしよう
メルカリユーザーが意外と悩むのが、売上金をどうするかです。商品が売れたら売上金が入ってきますが、これまでの仕組みでは振込申請をして指定の銀行に振り込むか、メルカリのポイントを買ってメルカリ内での買い物に使うか、この2つしかありませんでした。振込申請の場合、金額が1万円未満だと手数料が210円かかってしまい、しかも申請の期限は売上金が入ってから180日。これを過ぎると自動的に銀行口座に振り込まれてしまいます。もちろん1万円未満だと手数料がしっかりとられます。
私自身メルカリで買い物をすることも多く、その際に売上金を購入に使ったりします。とはいえ全部使い切ることはなく、いつでも振込申請できるように1万円以上は残しています。
これが何だか不便で、「特売が多いあのスーパーで使えたらなあ」「小額でもいろいろなお店で使えたらなあ」と、正直思っていました。たぶん他のユーザーもそう思っていたのではないでしょうか。その声が届いたのか、株式会社メルペイというメルカリの100%子会社が「メルペイ」という決済サービスを始めました。
スマホにある売上金が、スーパーやコンビニで使える!
メルカリの売上金の振込申請は毎週月曜日に締め切って4営業日後に振込という仕組みです。そのため急な出費などに使うことが難しいのが実状でした。最短で翌営業日に振り込まれる「お急ぎ振込」もありますが200円の手数料がかかってしまう…。「メルペイ」はそんな不便も解消してくれました。提携のコンビやスーパーであれば、レジに並んでいる間にも、売上金をポイントに換えて支払いに使うことができてしまうのです。これは極論、さっき売れたものの売上金ですぐ買い物ができるということです。
売上金でプチ贅沢
売上金の使いみちは人それぞれですが、私は、小額でも手数料がかからないメルペイを使ってもっとプチ贅沢をしたいと思っています。例えばお店に行くと大好きな和菓子についつい手が出てしまう。大好きだけど必需品ではないので、これまではなんだかもったいない気持ちになることもありました。でも、メルペイ支払いだと少し気持ちが違ったのです。不用品を売って得た臨時収入だから気持ちのハードルもなく、プチ贅沢を楽しむことができたのです。メルカリとメルペイで完結する世界に?
今、私たちの周りにはメルペイをはじめ実にたくさんのキャッシュレス決済があります。キャンペーン合戦になってきていることもあってユーザーとしてはどれを使っていいのか悩むほど。そういった飽和状態の中でメルカリがメルペイをスタートさせたのは、おそらくメルペイで買った物をメルカリで売るという循環を作るためではないでしょうか。もちろん逆もしかりです。そうなれば、「メルカリで売る→お金になる→メルペイで買い物する→メルカリで売る→お金になる」というように、財布から余分なお金が出ていかず、スマホ一つでお金の出入りが完結するようになります。
なので、私たちは不用品を溜め込まずどんどん売ってそのお金で買い物をする。そんな風にスマートに暮らせる社会にもうなっているのです。
DATA
株式会社メルペイ┃メルペイ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。