繰り返し使える月経カップで快適に生理を過ごそう!

フランスで使用者が増え続けているのが月経カップです。タンポンやナプキンなどの生理用品に比べてずっと手間が少なく、スポーツも続けることができます。紙の廃棄による環境破壊を阻止するためにも月経カップへの関心が高まっているのです。

イチオシスト:立神 詩帆
フランスのエステティック・コスメティック国家資格をもつエステティシャン。パリ7区でサロンCHICHI(シシィ)を運営。フランスの美容事情に精通し、パリジェンヌから学ぶ、最新の美容情報をパリから発信中。パリとブリュッセルに在住し、ヨーロッパのライフスタイルにも詳しい。

使用者が増加中⁉ 月経カップが優秀なワケ

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シリコン製または天然ゴム製の鈴型の月経カップ

月経カップとはシリコン製または天然ゴム製の鈴型をした生理用品のことで、月経期間に膣の中に入れて使用します。フランスでは月経カップを使用する女性が年々増えてきており、以前は一部のオーガニックショップで見かける程度でしたが、最近はスーパーや薬局でも見かけるようになりました。

私は月経中でもプールで泳ぎたいと思ったのがきっかけで使い始めましたが、装着感がないので水泳のような激しいスポーツもできて、漏れる心配がありません。そして使い慣れるとスポーツだけでなく、日常生活もより快適に過ごせることに気が付きました。

長時間使用できるのでトイレに行く度に交換する手間がなく、経血が外気に触れずにカップに溜まるので臭いがほとんどない、ナプキンのように蒸れない、1個2000~5000円とやや高価ですが約10年間使用できるので経済的とも言えます。

 

意外と簡単! 月経カップの使い方

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小さく折りたたんで挿入します。

自分の膣のサイズに合った月経カップを使用します。手で小さく折りたたんで膣の中に挿入すると、膣の中で月経カップが開いて固定されます。約4~8時間(最大12時間)毎に取り出して、カップに溜まった経血を捨てて水洗いして再装着します。月経終了後は煮沸消毒して保管します。最初は挿入しにくいと感じるかもしれませんが、慣れると簡単に装着できます。

 

環境破壊から地球を守ろう

私が最初に月経カップのことを知ったのは生理用品に関する記事を読んだことがきっかけでした。記事によると、女性が一生に費やす生理用ナプキンとタンポンの個数は約1万2千個、金額にして約2400ユーロ(約30万円 ※2019年5月為替)。

世界全体でみると、女性の捨てる生理用品数はなんと年間450億個を超えています。そして、これらの捨てられた生理用品の紙を地球に還元するのに要する年数は約500年! その点、月経カップは一生使い続けても数個の使用で済むため、ゴミが少なく地球環境に優しいとも言えるのです。




DATA
月経カップ

メルーナ S・M・L・XLサイズ
掲載日:2019年05月24日

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。 実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。 また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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